真っ白な障子紙に幾重にも重なる“白の濃淡”だけで繊細な文様を描き出す、Harokkaの障子紙「Blanche」(ブランシュ)。
見る角度や光の当たり具合で見え方が変わるユニークさで、発売以降たくさんの方のお手にとっていただいております。
角度を変えるたび、自然光や間接照明に照らされるごとに変化するお部屋の印象は、毎日の暮らしにさわやかなアクセントを添えてくれます。
今回はそんなBlancheシリーズの魅力と、人気デザイン5選をご紹介させていただきます♪
光と白を楽しむ障子紙・Blanche(ブランシュ)とは?
フランス語で「白」を意味するBlancheは、真っ白な障子紙にさまざまな濃度の白で描いた繊細なデザインが特徴の障子紙。
最大の魅力は、光の当たり具合や時間帯、見る角度によって異なるデザインの変化です。
1日中家で過ごすことがあっても、朝と昼と夜では陽の差し込み具合や光の表情はかなり違ったものになります。毎日を過ごすお部屋の中で、時間によって見え方やデザインに変化が生まれたら、もっと日々の暮らしが豊かで楽しいものになるのではないか、そんなスタッフの想いから生まれたのがこの「Blanche」です。
水の波紋が美しいデザイン
広がる水の波紋を表現したリプル。
一滴の雫が生み出す、儚くも美しい瞬間を閉じ込めたデザインは、「侘び寂び」の精神にも通ずる趣を感じます。
昼と夜で異なる表情が楽しめるデザイン
日本の伝統文様「麻の葉」が美しいシャンヴルも人気のデザインのひとつ。
日中の強い日差しのもとでは、麻の葉文様が部分的に浮かび上がり、夜、蛍光灯の灯りに照らされると、文様が全面にはっきりと姿を現す…そんな光と影が織りなす表情豊かな一枚です。
魔除けの意味を持つとされる麻の葉文様は、厄を払い、良縁や健やかな日々を願う方にもふさわしい、縁起の良い文様です。
白が織りなすプリズムのような美しさが魅力のデザイン
日本の伝統文様「七宝」を、異なる濃度の白でプリズムのように表現したリアン。
白という一色の中に、これほどまでに豊かな表情があることに気づかせてくれる一枚。その華やかさは、空間をふわりと明るく照らし、洗練された印象を与えてくれます。
円がつながる七宝文様には、「円満」や「調和」、「ご縁」といった人との絆を願う温かい意味も込められています。
和室にも洋室にもマッチする幾何学模様がモダンなデザイン
伝統的な鱗文様を、現代の暮らしに合うようにモダンにアレンジしたエカイユ。
遊び心あるポップな表情をたたえつつ、白の繊細な濃淡が時間とともに描き出す変化は、日常の空間に新鮮な彩りをもたらします。
鱗文様には「厄除け」や「魔除け」の意味があるとされており、縁起を担ぐ方にもおすすめのデザインです。
たなびく霞が儚さを感じさせる幻想的なデザイン
伝統的な霞文様をあしらったフォグは、儚さと繊細さを湛えた美しさが魅力の障子紙です。
幾重にも重なる白の濃淡が、やわらかな霞を描き出し、空気に溶け込むような静かな世界を演出します。
霞文様には、「永遠」や「無限」といった意味が込められており、時を超えて続く美を感じさせるデザインです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は光と白を楽しむ障子紙、Blancheの人気デザイン5選をご紹介させていただきました。
同じ家の中でも、お部屋によって陽の差し込み加減は違うもの。貼るお部屋によって見え方に変化があるのもBlancheの楽しみのひとつです。心地よい“白のグラデーション”に包まれる暮らしを、ぜひお部屋でご体感ください。
Blancheの障子紙一覧はこちらからご覧いただけます。