いよいよクリスマスシーズン。毎年ツリーの飾りつけを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
いつもと違った飾り付けをしたい気持ちはあっても、出費のかさむこの季節、新しいオーナメントを買うのは少しもったいないな…と思うこと、ありませんか?
そこで今回は、余ったカラー障子紙を再利用して作る、くす玉オーナメントをご紹介します。子どもの頃によく作って遊んでいた「くす玉」が、ツリーを彩る素敵な飾りに大変身!写真付きでわかりやすく手順をご紹介しますので、お子さまと一緒の工作にもおすすめです。
身近な素材で、エコに・楽しく・温かみのあるクリスマスを過ごしてみませんか?
道具と材料を用意する
今回用意した道具と材料はこちらです。

- カラー障子紙(お好きな紙でOK)
- 紐(お好きな糸やリボンでもOK)
- セロテープ
- ハサミ
- カッター
- カッターマット
今回は余ったカラー障子紙を使用していますが、お好きな折り紙や包装紙で作れますので、ぜひご自宅にある材料で作ってみてください。あまり厚みがない紙の方が、折りやすくおすすめです。
障子紙を正方形にカットする
最初にくす玉を作るためのパーツを作っていきます。
正方形の紙12枚でひとつのくす玉が作れるので、作りたい数に合わせて障子紙をカットしていきます。

定規で測ってカットしてもよいですし、写真のようにあらかじめ厚紙を使いたいサイズにカットしておき、ガイドにして切るのも簡単でおすすめです。

今回はツリーに飾るためのオーナメントとして使用するので、小さめの6cm角にしました。
6cm角の障子紙12枚で、約4cmのくす玉が完成します。
一般的な折り紙で作る場合は、4等分くらいのサイズ(約7.5cm角)がおすすめ。この場合、完成するくす玉のサイズは5cm程度になります。お手持ちのツリーのサイズに合わせて、調整してみてくださいね!
くす玉(オーナメント)のパーツを折る
それでは早速くす玉を折っていきたいと思います。先程カットした障子紙では同色で分かりにくいので、色を変えて大きめの折り紙で説明していきます(* ᴗ͈ˬᴗ͈)
まずは正方形の紙を二つ折りにして開き、センターの線に合わせて両側を折り込み、しっかりと折り目をつけます。

折り目をつけたら再度平らに開き、それぞれ片方だけ対角線上を三角に折り込みます。その後、センターの折り線に沿って戻します。

先程三角に折り込んでいない方を、写真のように折って、両方とも中に入れ込んでおきます。

↓写真のようなひし形のパーツができればOKです。

ひし形のパーツを裏返し、正方形になるようにベロの部分を山折りにします。

折り曲げたベロが外側になっている状態で、三角になるように山折りにすれば、くす玉を作るためのひとつのパーツが完成しました。

最初に紹介したように、ひとつのくす玉に12個のパーツが必要になるため、同様に残りの11枚も折っておきます。
くす玉(オーナメント)を組み立てる
今回は組み立て方がわかりやすいよう、色を変えて用意しました!

まずは緑・赤・紫の3つのパーツをつなげて、くす玉を作るための山を作ります。
写真のように緑のパーツに紫の三角のベロを差し込み固定します。最初のふたつをつないだ部分を指で押さえながら、赤のパーツのベロを紫に差し込んでいきます。

次に赤のパーツに最初の緑のベロを差し込み固定すると、写真のような三角山のパーツがひとつ完成します。

同様の工程を繰り返し、4つの三角山のパーツを作ってください。

ここから、作った4つの三角山パーツを同様に差し込みながらつなげていきます。

難しく感じるかもしれませんが、概念は同様で、それぞれの余っているベロ3つをお互いにつなげていくだけです。まずは3つの三角山パーツをつなげてください。

3つをつなげると写真のような入れ物形状になりますので、ここで一旦組み立てをストップしておきます。

ここからはツリーに飾るための紐を作って通していきます。紐を適当な長さに切って輪にし、端をセロテープで留めておきます。

このセロテープは、紐がくす玉から抜けないようにするための処置なので、大きめの玉結びにしていただいても問題ありません。毛糸やリボンを使っても可愛く仕上がると思います(*´˘`*)

端をテープで留めた紐をくす玉に入れた状態で、いよいよ最後の組み立てをしていきます。
全てのベロを外に出した状態で三角山パーツを開いた部分に被せるようにのせ、交互に差し込んでいきます。

全てのベロが差し込めたら、大きな隙間が開いていないかを確認し、ぎゅぎゅっと押さえて形を整えます。

これでひとつのくす玉の完成です!

ここで最初のカラー障子紙に戻り、単色の小さなサイズで同様に作ってみました!

カラー障子紙の色やサイズを変えていくつか作ってみましたが、なかなか可愛くできたのではないでしょうか〜(ㅅ´ ˘ `)
くす玉オーナメントの完成!
早速ツリーに飾ってみると、さほど和の雰囲気は強くなく、余った障子紙とは思えないモダンな雰囲気のツリーになりました✧*。

色やサイズを変えれば、どのような形状のツリーにもマッチするオーナメントが作れそうです♪
まとめ
いかがでしたか?
今回は余った障子紙を再利用して作る、くす玉オーナメントをご紹介しました。

さまざまなオーナメントが売られていますが、お金をかけずに身近なものを再利用してDIYすることで、エコで温かみのあるクリスマスツリーが楽しめます。
今年のクリスマスはぜひ、手作りオーナメントでツリーを彩ってみてください。