「この色、かわいいけど部屋に合うかな?」
「商品写真は木目の建具だけど、うちのふすまは黒。貼ったらどんな雰囲気になるんだろう?」
黒建具と木目建具で、ふすまの色の印象がどのように変わるのかをご紹介していく本記事。
第1弾は「赤系・紫系」、第2弾は「黄系・茶系」をご紹介してきました。
最後となる第3弾は、人気の高い青系と緑系のふすま用リメイクシール13色をご紹介していきます。
同じカラーでも、建具や引手の色が違うだけで印象は大きく変わるもの。写真で見る印象の違いを通して、リメイク前の色選びのヒントにしていただければ幸いです。
黒建具と木目建具、印象はどう違う?
まずは毎度の説明となりますが、一般住宅でよく使用される「黒建具」と「木目建具」の印象の違いからご紹介していきます。
黒い建具は直線的でシャープな印象を生み、空間に高級感やモダンさを与えます。
一方、木目の建具は素材の温かみが感じられ、ナチュラルで落ち着いた雰囲気に仕上がるのが魅力です。
まずはそのベースとなる建具の印象をつかんでおくと、色選びがぐっとしやすくなります。
そして、ここまで3回に渡って検証に協力してもらった、スタッフ手作りの「ダミー建具」

このダミー建具を使用して、最後となる「青系・緑系」の比較をしていきます!
青系・緑系の全13色を比較!黒建具と木目建具で印象はこんなに違う!
涼やかで明るい水の色「甕覗 かめのぞき」
今回最初にご紹介するのは「ふすま用リメイクシール伝統色・甕覗」

淡く澄んだ青みの甕覗は、黒建具に合わせると透明感が際立ち、涼やかで洗練された印象に。木目建具では色のやさしさが引き立ち、穏やかで落ち着いた雰囲気になります。明るさを保ちつつ、静かな和の空間をつくりたい方におすすめです。
爽やかな和室を演出する「水浅葱 みずあさぎ」
お次は、青系での人気カラーのひとつ「ふすま用リメイクシール伝統色・水浅葱」

少し緑みを含んだ水浅葱は、黒建具では色が引き締まり、爽やかでモダンな印象に。木目建具では自然なトーンとなじみ、軽やかで清潔感のある空間に仕上がります。明るめの青緑を取り入れたい方に使いやすいカラーです。
淡く軽やかなグリーン「薄青 うすあお」
次に紹介するのは、淡い黄みよりの緑「ふすま用リメイクシール伝統色・薄青」

薄青は、黒建具に合わせると上品で静かな印象に。木目建具では色味がやわらかく感じられ、やさしく明るい雰囲気になります。青と緑を混ぜ合わせたカラーは、お部屋に明るく軽やかな印象を与えます。
洗練された和室を演出する「湊鼠 みなとねずみ」
青みを含んだグレーが美しい「ふすま用リメイクシール伝統色・湊鼠」

湊鼠は、黒建具と組み合わせることで都会的で洗練された印象に。木目建具ではグレーの冷たさが和らぎ、穏やかで落ち着いた空間になります。和モダンなインテリアに相性の良い色です。
ブルー系で一番人気「枡花色 ますはないろ」
発売以来、青系では一番人気を誇る「ふすま用リメイクシール伝統色・枡花色」
江戸後期の人気役者、五世市川団十郎が好んだ色としても有名です。

灰味がかった青みが特徴の枡花色は、黒建具に合わせると色の鮮やかさが際立ち、印象的な仕上がりに。木目建具では黒建具より少しやわらいだ表情になり、お部屋のアクセントカラーとしても使いやすい色味です。
モダンで落ち着きのある「鉄御納戸 てつおなんど」
お客様の「濃紺のふすま用リメイクシールが欲しい」というお声から導入された「ふすま用リメイクシール伝統色・鉄御納戸」

暗く深みのある鉄色を帯びた鉄御納戸は、黒建具では重厚感が増し、落ち着いた和モダンの印象に。木目建具では渋さがやわらぎ、自然素材と調和した空間になります。大人っぽく、静かな雰囲気を好む方におすすめです。
主張を抑えた上品な色合い「利休鼠 りきゅうねずみ」
お次は、緑がかった美しいグレー「ふすま用リメイクシール伝統色・利休鼠」

江戸時代後期に流行した利休鼠は、黒建具に合わせると色が引き締まり、すっきりと洗練された印象に。木目建具では自然なやさしさが加わり、落ち着いた和の空間に仕上がります。畳との相性もよく、色に迷った際にも取り入れやすいカラーです。
あたたかみを感じるシックなカラー「煤色 すすいろ」
落ち着いたニュートラルカラー「ふすま用リメイクシール伝統色・煤色」

わずかに褐色を帯びたグレーである煤色は、黒建具と合わせることで統一感が生まれ、静かで重厚な印象に。木目建具ではコントラストが出て、落ち着きの中にあたたかな表情が加わります。シックな空間づくりに向いた色です。
畳にもなじみやすい「枯草色 かれくさいろ」
干し草を思わせる淡くやさしいグリーン「ふすま用リメイクシール伝統色・枯草色」

黄みを含んだ枯草色は、黒建具では渋さが際立ち、大人っぽい印象に。木目建具では自然素材となじみ、やさしく穏やかな雰囲気になります。ナチュラルで明るい和室づくりにおすすめです。
個性的ながら使いやすい「青丹 あおに」
濃く深みのある黄緑が特徴の「ふすま用リメイクシール伝統色・青丹」

青みと緑みを併せ持つ青丹は、黒建具に合わせるとシックで引き締まった印象に。木目建具では深みのある自然色として落ち着いた雰囲気を楽しめます。個性的ながら使いやすい和の伝統色です。
松葉を想像させる縁起のいい「松葉色 まつばいろ」
日本を代表する吉祥木「松」の葉を想像させる濃いグリーン「ふすま用リメイクシール伝統色・松葉色」

松葉色は、黒建具では色の力強さが際立ち、重厚で存在感のある仕上がりに。木目建具では安定感が生まれ、落ち着いた和の空間にまとまります。お部屋に深い緑を取り入れたい方におすすめです。
和の趣をと重厚感を両立させる「柳煤竹 やなぎすすたけ」
その名前の通り、少し緑がかったグレーがモダンな「ふすま用リメイクシール伝統色・柳煤竹」

柳煤竹は、黒建具に合わせると渋さが際立ち、落ち着いた大人の雰囲気に。木目建具では和やかさが増し、自然素材と調和した空間になります。和の趣と重厚感を併せもつ、美しい色合いです。
深く濃い独特の色味を持つ「虫襖 むしあお」
玉虫のはねのような暗い青みの緑色「ふすま用リメイクシール伝統色・虫襖」

独特の色味を持つ虫襖は、黒建具では個性が際立ち、印象的な仕上がりに。木目建具では色の強さがやわらぎ、シックで落ち着いた雰囲気になります。松葉色よりさらに濃い緑を楽しみたい方にもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
黒の建具と木目の建具で、ふすまカラーの見え方にどのような違いがあるのかを、3ヶ月に渡って比較してきました。
青系・緑系のふすまカラーは、建具の色によって「涼やかさ」「重厚感」「自然な落ち着き」の出方が大きく変わります。
同じリメイクシールでも、黒建具では色が引き締まって見え、木目建具では色味がやわらかく感じられるなど、それぞれに違った良さがあることを感じていただけたら嬉しいです。
ぜひご自宅のふすまリメイクの際には、本記事を色選びの参考にしていただければ幸いです。
また、「第1弾の赤系・紫系」、「第2弾の黄系・茶系」も公開中ですので、ぜひ下記よりご覧ください。
第1弾の赤系・紫系の検証記事はこちら↓

第2弾の黄系・茶系の検証記事はこちら↓

※今回使用した「ふすま用リメイクシール・伝統色シリーズ」はこちらからご覧ください。